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2014年1月11日土曜日

翻訳

「老人と海」は、若干ひねくれ者風の若手と、元IBMの英語教育担当の年配者が翻訳している。

それぞれの観点で翻訳しているのだろう・・・


翻訳は日本語の仕事です。原著はタネ本に過ぎない。

ある程度以上は、原著の言語を理解できないといけないことは言うまでもないが・・・


日本語で考えたら分かる。日本語の意味は分かるが、そのような文章は書けない。

英語の意味は分かるが、そのような英文は書けない。でも、日本語なら書ける。


だから、英語ができても、必ずしも、上手に日本語へ翻訳できるとは限らない。

翻訳は主に日本語の仕事です。


とにかく、日本語ライティングの仕事です。日本語ライターの仕事です。

成果物は日本語の文章です。


パーマカルチャーなどは、バードマン開発の仕事です。

昔、パーマカルチャーなどの訳本企画を出したが、これは終わった。

もはや、この手の本は翻訳しない。

サイエンス系ノンフィクションはお終いです。


「老人と海」のひねくれ者系若手は、昔は文学に興味があったようだ。

だが、文学では食えないので、医療系のライターを目指しているようだ。

医療系のノンフィクションに興味があるようだが・・・

文学よりは儲かりそうである。


元IBMの英語教育担当は、やはり、英語で食おうとしている。

英語研修の会社を経営している。


サイエンス系ノンフィクションから撤退する理由は、サイエンス系ノンフィクションの古典を今更訳しても、どうかなという気がする。

種の起源を訳しても、どうかな? 新訳の価値があるか?

文学の古典の方が新訳の価値があると言う気がする。

文学は文芸だから・・・ 

サイエンスは今と未来が大事だから。事実さえ正確に記述していればとくに問題はない。



源氏物語や古事記の新訳は価値があると思う。

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